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引っ越しの際は不用品の処分や荷造りなど準備が多く、つい電気やガスの契約手続きを忘れがちです。直前になって契約していないことに気が付き、間に合うかどうか不安になる方も多いかもしれません。
- 電気契約は引っ越しの1~2週間前に行うのが理想
- 引っ越しが増えるシーズンは窓口が混み合うので余裕をもって
- 直前まで忘れていたなら電話での契約手続きがおすすめ
国土交通省によると、3月は通常月と比べて引っ越しの件数が約2倍になるとされており、混雑時期は早めの準備をするよう呼び掛けています。そのため、電気の開始手続きも引っ越し日が決まった時点で済ませておくと安心です。

引っ越しに伴う電気の契約・解約手続きは、入居日の1~2週間前までに済ませましょう。忘れていて当日になってしまった場合でも、電話での申し込みなら間に合う可能性があります。
この記事では、引っ越し時の電気契約のタイミングと共に、手続きの流れや注意点を解説します。新築物件に引っ越す場合の対応も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
引っ越しの電気契約は2週間前が理想

| 引っ越し時の電気契約 状況別の対処 | 詳細 |
|---|---|
| 1〜2週間前 | Webから手続き |
| 2〜3日前 | 急ぎなら電話で 確認して手続き |
| 前日や当日 | 即日開通の電力会社 を検討する |
| 引っ越し先が 新築の場合 | 2週間前を目安に 早めに手続き |
引っ越し時の電気契約は混雑や申請内容のミスを考慮し、1~2週間前までに余裕をもって対応するのがベストです。引っ越しの直前に手続きを進めると、問題が起きた際に落ち着いて対処できません。
手続きが2~3日前などギリギリになりそうなら、迅速に対応してもらうために電話契約がおすすめです。電話なら内容に不備があっても、その場で対応してもらえます。
もし、電気契約の手続きを忘れていた場合は、引っ越し直前でも申し込みやすい電力会社も視野に入れましょう。その日のうちに開通してくれる電力会社であれば、前日や当日の手続きでも間に合います。

引っ越し先が新築物件のときは開通日を入居より早めに設定すると、事前に室内の確認や準備ができます。賃貸に引っ越す場合よりも、少し早めを意識しましょう。
1~2週間前ならWeb申し込みが便利

引っ越しまで1~2週間ほどあるなら、待つことなくスマホでサッと手続きできるWeb申請の利用が便利です。電話だと繋がるまでに時間がかかるため、期間に余裕があるときはWebを利用しましょう。
新居の住所や契約者の氏名、連絡先など必要な情報が手元にあれば数分で手続きが完了します。解約の場合は、契約している電力会社のお客様番号や供給地点特定番号なども必要です。

供給地点特定番号は、電気を契約する場所を特定する番号です。契約している電力会社のマイページや請求書などに、お客様番号と一緒に記載されているので確認しましょう。
電気メーターに書かれている番号、電力会社が発行するお客様番号とは異なります。供給地点特定番号は22桁なので、間違えないように注意してください。
2〜3日前で急ぎなら電話確認をして申し込み

引っ越しまで2~3日と時間があまりない場合は、Webより電話の方が確実です。Webからで間に合うケースもありますが、入力に不備があると契約日が後ろ倒しになります。
ただし、電話は平日の日中のみしか対応していない電力会社も多いため、状況にあわせて判断しましょう。
Webからの申し込みでも土日に申請した分は営業日の対応となる可能性があるので、供給開始日が引っ越しに間に合うか確認した上で手続きを進めてください。
引っ越し直前まで電気契約を忘れていた場合の対処法は?

| 引っ越し直前まで 電気契約を忘れた場合 | 詳細 |
|---|---|
| 1.必要な情報を用意する | 契約者の氏名 連絡先 引っ越し先の住所など |
| 2.対応の早い電力会社を探す | 即日開通など |
| 3.電話で手続きをする | Webより電話の方が 手続きが早く進む |
| 4.送電開始を待つ | 最短即日で開通 (電力会社による) |
引っ越しの前日や当日まで電気契約を忘れていたなら、その日のうちに開通してくれる電力会社と契約しましょう。契約者の氏名や連絡先、引っ越し先の住所などが分かれば契約手続きは可能です。
手続きから開通までにかかる時間は、電力会社によって大きく異なります。即日開通の電力会社であれば、引っ越した後に電気が使えないと気が付いた場合でも対応可能です。
手続きはWebではなく、電話で行いましょう。電話の方が対応が早く、すぐに開通できる可能性が高まります。
新築物件は引き渡し日までに電気契約を交わす

| 新築物件の契約者 切り替わるタイミング | 電気契約者 |
|---|---|
| 建築中 | ハウスメーカー |
| 引き渡し日以降 | 施主 (自分名義で契約) |
新築物件へ引っ越す場合、電気契約のタイミングは一般的な賃貸・中古物件とは大きく異なります。賃貸や中古物件は引っ越しが決まれば早めに契約できますが、新築物件はハウスメーカーへの確認が必須です。
基本的に建築中はハウスメーカーが契約しており、鍵をもらう引き渡し日を目安に自分名義で電気契約を交わします。
引き渡し日は新築物件に入居する日ではなく、あくまでもハウスメーカーから所有権が移る日です。鍵を受け取る日が引き渡し日になることが多いので、事前に確認して早めに手続きを進めましょう。
建築中の電気契約はハウスメーカーが契約している
新築一戸建てや注文住宅を建てている期間中、現場で使われる電気は施工を担当しているハウスメーカーや工務店が契約・支払いを管理しています。そのため、家が建っていく段階では電気の手続きをする必要はありません。
現場で使われた電気代は、基本的に建築費用や諸経費に含まれているのが一般的です。電気代や契約先が不安な場合は、ハウスメーカーに問い合わせましょう。

稀に、引き渡しまでハウスメーカーが契約したままの状態になっているケースがあります。この場合は、問い合わせて解約や切り替えの手続きを進めてもらいましょう。
引き渡し時に自分名義で契約する
建物が完成して「引き渡し日」になると、電気の契約名義をハウスメーカーから自分へ切り替える必要があります。
新築物件の場合は、引っ越し前に家具の搬入や片付けで電気を使う可能性が高いです。引き渡し日以降は自由に家への出入りができるようになるので、スムーズな引っ越しのためにも早めに電気契約を済ませましょう。
入居日まで数ヶ月以上ある場合を除き、引き渡し日から1~2週間前までに契約を交わすのがおすすめです。
引っ越しシーズンや年末年始は窓口の混雑に要注意

| 電気契約の窓口が 混み合う時期 | 理由 |
|---|---|
| 年末年始 | 電力会社の多くが休業中 |
| 引っ越しシーズン (3~4月など) | 契約件数が増加 |
| 夏場・冬場 | 暖房・冷房利用による 電気代高騰で見直し増加 |
国土交通省が調査した令和6年度の引っ越し件数を見ると、最も少ない1月は10万件程度ですが、3月は20万件以上と約2倍の申し込み件数がありかなり多いです。
引っ越し時には電気の契約・解約や切り替え手続きを必ず行うため、窓口の混雑に注意しましょう。通常よりも対応が遅れる可能性が高いため、早めに手続きを進めてください。
また、年末年始などの連休は多くの電力会社が休業しており、その間に申請した分は休み明けにまとめて対応します。そのため、手続きが遅れる可能性が高いです。
Webと電話の申し込みは送電開始タイミングが違う

多くの電力会社はWebからの申し込みだと数日前まで、電話だと前日や当日まで手続き可能です。東京電力やLooopでんきなど、一部の電力会社はWebからでも早めの時間に申し込めば当日中に開通してくれます。
急いで手続きを進めたい場合は、Webではなく電話で手続きを進めましょう。電話なら、その場で開通可能な日程を確認できます。引っ越し日までの日程にあわせ、申し込み方法を検討してください。
Web利用なら数日~2週間前までが期限

引っ越しまで3~4日以上あるなら、待ち時間なく自分のペースで手続きできるWebからの申し込みがおすすめです。Webからなら、5分ほどの入力で契約手続きが完了します。
必要な情報だけ用意すれば、スマホから簡単に電気契約ができるので、空き時間等に進めましょう。
新規契約や引っ越しによる住所変更、解約日や契約日の変更など、手続き内容によって期限が異なる電力会社も少なくありません。実際の入力フォームに進み、希望日が選択できるか確認してください。
電話なら最短で即日対応が可能

引っ越し日まで時間がないなら、最短即日で電気契約ができる電話からの申し込みがおすすめです。必要な情報を伝えれば、最短で契約できる日をその場で案内してくれます。
しかし、多く電力会社は平日の日中しか電話対応をしておらず、時間内だとしても繋がるまでに時間がかかります。特に、休み明けの月曜日や週末の金曜日が繋がりにくい傾向にあるので注意しましょう。

夜間や土日は電話が繋がらない可能性が高いので、Webから手続きを進めるか翌日に連絡してください。
引っ越し直前でも申し込みやすい電力会社

中には申し込みの当日に電気を開通させてくれる電力会社もあるため、契約を忘れていて直前になってしまった場合は、即日対応のところを選んで手続きを進めましょう。
例えば、おてがるでんきは連絡の当日に最短10分で電気を開通させてくれます。夜間や土日でも対応してくれるため、急ぎで契約を勧めたいときにも便利です。
また、CDエナジーやLooopでんきでも即日開通に対応しています。ただし、CDエナジーは平日19時まで、Looopでんきは15時までと申し込みの時間に制限がある点に注意しましょう。
引っ越し時の電気契約は解約も同時に行う

通常、電力会社を切り替える際は新たに契約する電力会社が解約手続きも一緒に進めてくれますが、引っ越し時の切り替えでは解約も自分で行う必要があります。
引っ越し時は新居での電気契約に意識がいきがちですが、今住んでいる場所の解約手続きも進めましょう。原則として、契約日と解約日は同日です。

手続きの方法やタイミングは契約日と同様なので、一緒に進めましょう。
解約を忘れてしまうと、余計な電気代を支払い続ける羽目になってしまいます。今の電力会社を継続して利用し続ける場合を除き、必ず解約も済ませましょう。
電気契約や解約をスムーズに行うための手順
契約方法は「新しい電力会社に乗り換えるか」「今の電力会社を継続利用するか」で異なります。
例えば、引っ越し先で新たな電力会社と契約するなら、今契約している電力会社との解約手続きも必須です。引っ越し先でも継続して同じ電力会社を使い続けるなら、住所変更の手続きだけで済みます。
用意すべき情報なども異なるため、契約内容にあわせて判断しましょう。
引っ越し先で新規契約の場合
| 引っ越し先で 新規契約する手順 | 詳細 |
|---|---|
| 1.必要な書類を用意 | 契約者の氏名 新旧の住所 旧住所の供給地点特定番号 旧電力会社のお客様番号 |
| 2.新しい電力会社と契約 | 新居で使用したい 電力会社と契約手続き |
| 3.今の電力会社と解約 | 旧居の電力会社と解約 |
引っ越しを機に電力会社を変更するなら、新規契約と解約の両方が必要です。同じ電力会社を乗り換えるよりも手続きに時間がかかりやすいため、早めに対応しましょう。
まずは、今住んでいる場所の電気を解約します。解約には、電気を使う場所を特定する「供給地点特定番号」や電力会社が発行する「お客様番号」などが必要です。
解約が完了した後、新たに契約する電力会社との手続きに進みます。多くの場合、手続き完了までに数日から2週間ほどかかるので、時間に余裕をもって契約を行いましょう。
引っ越し先で継続利用の場合
| 引っ越し先で 継続利用する手順 | 詳細 |
|---|---|
| 1.引っ越し先の住所を確認 | 住居形態 (一軒家・マンション) 郵便番号 住所など |
| 2.住所変更の手続き | 契約先の電力会社の マイページ等で手続き可能 |
引っ越し先で今の電力会社を継続利用する場合は、Webなどから簡単に手続きできます。解約手続きは特に必要なく、引っ越しに伴う住所変更を行うだけで完了です。
マイページ等にログインした状態で手続きをすれば、今の住所や契約者を入力する手間もありません。
手続きの期限は基本的に新規で契約する場合と大きく変わらないので、1~2週間前までに済ませるのがおすすめです。
引っ越しの電気契約を忘れたときのよくある質問
引っ越し時の電気契約に関して、多くの方が疑問に思うポイントを分かりやすくまとめました。
契約をいつまでに行うのかといった基本的な内容をはじめ、忘れていたときの対処や送電開始のタイミングなども解説しています。電気契約に少しでも不安が残っている方は、ぜひ参考にしてください。
引っ越し時の電気契約はいつまでに行う?
電気契約の手続きは、引っ越しの1~2週間前までに済ませるのが理想です。ただし、3~4月など引っ越しの繁忙期や年末年始は窓口が混雑しやすいため、通常より早めに手続きを進めましょう。
早めに申請をすれば、仮に内容に不備があった場合でも十分間に合います。ギリギリだと、修正した内容での手続きが間に合わず、開通が遅れる可能性があるので注意しましょう。
間に合わないと感じるなら、引っ越しギリギリでも申し込みやすい電力会社も検討してください。
電気契約を忘れていた場合はどうなる?
引っ越し先で電気契約をしていなかった場合、入居当日に電気がつかないトラブルに陥る可能性があります。基本的に契約なしで電気はつかないため、忘れず契約してください。
前の住宅での解約手続きを忘れると、次の入居者が「電気契約をしていないのに電気を使えてしまう」状態となり、気づかずそのまま気づかず電気を使って、余計な電気代を請求され続ける可能性もあります。このように、次の入居者が住み始めても契約したままになっていると、電気代を巡った問題も起こりやすいので注意しましょう。
引っ越しの当日でも契約は間に合う?
引っ越し時の電気契約は、当日でも間に合う可能性があります。おてがるでんきやLooopでんきは即日開通に対応しており、連絡した日に電気を開通させてくれます。
ただし、Looopでんきは15時までなど時間に制限を設けている電力会社もあるので、確認してから申し込みましょう。
また、急ぎで契約を進めたいなら電話での契約がおすすめです。Webからの申し込みは確認に時間を要するケースもあるため、確実性を求めるならカスタマーセンターに問い合わせてください。
申し込みから電気が繋がるまで何時間かかる?

電気契約を交わしてから、最短で数十分~4時間ほどで電気が利用可能です。ただし、即日開通に対応している電力会社に申し込みし、内容に不備がなかった場合に限ります。
近年では、ほとんどの住宅にスマートメーターと呼ばれる遠隔操作ができる機械が設置されており、手続きが完了すれば電力会社側で簡単に送電を開始できます。混雑が予想される時期や土日祝日は対応が遅れやすいほか、電力会社ごとの違いにも注意しましょう。
電気契約をする際に必要な情報の確認方法は?
| 電気契約 必要な情報 | 詳細 |
|---|---|
| 契約者の情報 | 自分・世帯主など |
| 住所 | 新居・旧居 |
| 引っ越し日 | 契約日・解約日 |
| 供給地点特定番号 | 電気の供給場所を特定する 22桁の番号 ※解約時に必要 |
| お客様番号 | 電力会社が発行する 10桁程度の番号 ※解約時に必要 |
| 電話番号 | 日中に繋がるもの |
| メールアドレス | 必ず受け取れるもの |
| 支払い方法 | クレジットカード番号など |
電気契約には氏名や住所のほかに引っ越し日や支払い方法、連絡先の入力が必要です。
連絡先は電話番号やメールアドレスを入力しますが、必ず連絡が取れるものを登録してください。契約に不備があったり、確認事項があったりする際に連絡がつかないと開通時期がどんどん遅くなります。
また、解約手続きを進めるためには供給地点特定番号やお客様番号なども必須です。どちらも現在使っている電力会社のマイページ、契約した際に届くメールなどで確認できます。
引っ越し先で電気契約する際の立ち会いは必要?
原則、電気契約に立ち会いは必要ありません。手続きが完了した後、電力会社による遠隔操作で送電が開始・停止されます。
ただし、新築物件に引っ越す場合は送電確認のために立ち会いが必要になるケースがあります。配線が正しく行われているかの確認になるので、電気が点かない箇所がないかチェックしましょう。
また、ガスを一緒に契約している方は賃貸・一軒家問わず必ず立ち合いが必要です。ガス栓を開ける際、一緒に確認する必要があるので日程を調整してください。
まとめ
最後に、引っ越し先の電気契約をおさらいしましょう。
- 電気契約は引っ越し日の1~2週間前までに済ませておく
- ギリギリで間に合わないときは即日開通の電力会社に連絡する
- 契約だけでなく解約手続きも忘れずに行う
電気契約は引っ越しの1~2週間前までに行うのがベストです。もし手続きが間にあいそうにないなら、即日開通できる電力会社に連絡しましょう。

当日に開通してくれる電力会社なら、引っ越し日の電気契約でも電気開通が間に合いやすいです。
なお、契約手続きを進める際は、必ず同時に解約も行なってください。解約を忘れたまま過ごしていると、新居と旧居の電気代を二重で支払いが必要になる場合もあるため、早めに手続きを進めておきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。







